こんな症状は
ありませんか?
- 目が乾いてゴロゴロする
- 目薬を何度もさしている
- 口が乾いて食事がしづらい
- 水がないと食事が飲み込みにくい
- むし歯が増えた
- 眼科や歯科でシェーグレン症候群を疑われた
このような症状が続く場合は、加齢や薬剤の影響だけでなく、シェーグレン症候群という膠原病が原因となっていることがあります。
眼や口が乾燥する原因
眼や口の乾燥はよくみられる症状です。特にドライアイは日本人の5人に1人にみられると言われています。
眼や口の乾燥の原因としては
- 加齢
- 内服薬の副作用
- コンタクトレンズ
- 糖尿病
- シェーグレン症候群
などが挙げられます。
乾燥症状が長期間続く場合や、日常生活に支障がある場合は、一度原因を調べることをおすすめします。
シェーグレン症候群とは?
シェーグレン症候群は、涙や唾液を作る腺に炎症が起こる病気で、日本では比較的患者さんの多い膠原病です。
代表的な症状は
- ドライアイ
- ドライマウス
ですが、乾燥症状だけではありません。
関節痛や倦怠感、発熱などを伴うこともあり、一部の患者さんでは肺・腎臓・神経などに炎症(腺外病変)が起こることがあります。
このような症状もありませんか?
乾燥症状に加えて
- 関節の痛み・腫れ
- 朝のこわばり
- 強い疲労感
- 発熱
- レイノー現象
- 発疹
- 筋肉痛
- 耳下腺の腫れ
などがある場合は、シェーグレン症候群や他の膠原病が隠れている可能性があります。
シェーグレン症候群では他の膠原病を合併することがあります
シェーグレン症候群では、関節リウマチや全身性エリテマトーデス(SLE)、全身性強皮症など、他の膠原病を合併することがあります。
そのため、肺や腎臓などの腺外病変や関節リウマチ・全身性エリテマトーデスなど他の膠原病の合併がないか、一度はリウマチ科や膠原病内科で診察を受けることが大切です。
Q&A
Q. ドライアイだけでもシェーグレン症候群の可能性はありますか?
A. はい。ドライアイだけで受診される方もいます。一方で、加齢やコンタクトレンズ、薬剤などが原因となることも多く、症状が続く場合は原因を調べることが大切です。
Q. 口が乾くだけでも受診した方がよいですか?
A. 水分を摂っても口の乾燥が改善しない場合や、むし歯が増えた、食事がしづらいなどの症状がある場合は、一度ご相談ください。
Q. シェーグレン症候群は血液検査だけで診断できますか?
A. 血液検査は診断の参考になりますが、それだけで診断できるわけではありません。症状や診察所見、必要に応じて眼科での検査などを総合して診断します。
Q. シェーグレン症候群は何歳くらいで発症することが多いですか?
A. 40代から60代の方が多いですが、10代から80代まで幅広い年代で発症します。
Q. シェーグレン症候群には根本的な治療がありますか?
A. 現在のところ、目や口の乾燥そのものを根本的に治す治療はありません。点眼薬や唾液分泌促進薬などで症状を和らげる治療を行います。一方で、肺や腎臓などに炎症(腺外病変)がある場合には、ステロイドや免疫抑制薬などによる治療が必要になることがあります。