特発性炎症性筋疾患(多発性筋炎/皮膚筋炎など)とは

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免疫の異常により筋肉に炎症が生じ、筋肉痛や筋力低下が出現する膠原病です。
筋肉以外にも皮膚や肺などに症状が起きる事も多く、一部のタイプでは悪性腫瘍との関連も指摘されています。
筋肉痛や筋力低下から見つかる場合、リウマチのように節々の痛みから始まる場合、肺病変による息切れや咳で見つかる場合など初期症状は様々です。

検査について

まずは血液検査でCPK(筋肉が壊れると上がる価)やCRP(炎症の値)などを調べます。その後に抗核抗体・抗ARS抗体・抗MDA5抗体・抗Mi-2抗体・抗TIF1-γ抗体など筋炎と関連が強い検査を行っていきます。
筋炎では間質性肺炎と呼ばれる肺病変が合併していると重症化することがあるため、胸部のX線撮影や、必要に応じてCT撮影も行います。
また筋肉のMRI検査や筋肉の一部を採取して顕微鏡で評価する検査(筋生検)が必要になる場合もあり、必要に応じて大学病院や総合病院と連携して評価・診断を進めていきます。

治療について

初期は重症度に合わせてステロイドによる治療を行い、その後必要に応じて免疫抑制剤を併用しながらステロイドを減量していきます。一部の重症型では初期に血漿交換と呼ばれる透析のような治療が必要になるケースもあります。
軽症の方以外は大学病院や総合病院に入院した上で初期治療を行うケースが多くみられます。
初期治療が終わった後は外来に通院しながら治療調節をする場合が多く、大学病院や総合病院への通院継続や、当院での外来フォローなど患者さんの生活に合わせた選択肢を提案させていただきます。